
村上開新堂ビルは、半蔵門駅から程なく歩いたところに建つ紹介制の老舗洋菓子店の店舗兼事務所ビルです。
紹介制とはその名の通り、紹介がないと商品を購入できないという老舗ならではのシステムで、今でもこの紹介制を続けていることで度々話題になっています。
村上開新堂の建物は元々数寄屋建築の大家とも呼ばれる吉田五十八氏が手掛けた建物が建っていましたが、1990年に建築家大江匡氏の手によって建て替えがなされました。
建て替えに当たっては吉田氏の建物の各部のイメージを新たな形で継承することが試みられているのが特徴で、外観の窓は数寄屋風だったりと随所に和のイメージが埋め込まれています。

設計:大江匡/プランテック総合計画事務所
所在地:東京都千代田区一番町27
アクセス:半蔵門駅より徒歩約2分、九段下駅より徒歩約2分
竣工:1990年



