建築学生・建築関係者が主人公の「超」面白い漫画7選(完結済)【建築本】

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この記事では私が読んだ漫画の中から、建築に少しでも興味があるなら絶対読んでおきたい「超」おススメの漫画を紹介したいと思います。

超おススメ建築本1

今回は第1回ということで、建築学生や建築関連の人が主人公の漫画の中から特におススメの漫画をピックアップしたいと思います。
僕は建築関係の漫画はそれだけでテンションが上がるのですが、正直漫画としてはイマイチ…というものも少なくありません。
今回紹介するのはどれも自信を持っておススメできる漫画ばかりです。
また、今まで意識していなかったけど建築という目線で見てみると面白い発見がある漫画もあるので是非チェックしてみてください。

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①君の名は。(3巻完結)

  夢で見た少年と少女が経験する恋と奇跡の物語。山深い田舎町に暮らす女子高校生・宮水三葉が夢で見た、東京に暮らす男子高校生・立花瀧。出会うことのない二人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語が、いま動き出す。

 
いわずも知れた大ヒット映画「君の名は。」のコミカライズ作品です。
映画を見て知っている方も多いと思いますが、主人公の瀧くんは建築の世界を目指す高校生です。
映画にはあまり出てこなかったかと思いますが、瀧君の親友2人も建築系志望で3人でカフェに行くシーンではカフェの内装のデザインが気になってカフェに行ってるのですよね。とても建築学生っぽいです。
また、瀧君が通う高校は京都駅などでも有名な建築家 原広司が設計した広島市立基町高校がモデルになっています。
 
新海誠氏も実家が建築事務所で、そこからアニメーションの世界に入った監督でもあります。
映画「君の名は。」に加えて漫画も合わせて読んでみると、ますます主人公の瀧君は新海誠監督なのだと思えてきて面白いですよ。

②魔法のリノベ(4巻完結)

 
  リノベーションとは、住宅において間取りの変更など大規模な改築工事のことをいう。
それを請け負うまるふく工務店は男ばかりの家族経営。
父である社長の判断で大手工務店に勤務していた小梅が入社してきた。
女性に甘く弱気な長男・玄之介とコンビを組むが――――!?
和室を広いLDKにリノベしたい夫と改築したくない妻、若夫婦に立ちはだかる壊せない壁とつぶせない庭……など様々な難問がふりかかる!!
 
この「魔法のリノベーション」は住宅のリノベーション(改修)を扱った漫画なのですが、これがめちゃめちゃ面白い!!
物語は主人公の小梅ちゃんが営業として工務店に入ってきたところから始まります。
単に説明的な漫画ではなく物語として面白いですし、リノベーションする側、される施主側の両方がきちんと描かれていてワクワクします。
第1話で施主のおばあちゃんが、自分の思いを組み入れてリノベーションされた建築をみて「すごい…魔法みたい」と呟くシーンは建築をつくることの醍醐味を言い表していると思いますが、そんなシーンが満載の漫画です。

③サラリーマン金太郎(30巻完結)

   サラリーマンになるため、漁師をやめて上京してきた一人の男…その名を“矢島金太郎”という。亡き妻の忘れ形見・竜太を背負い、目指すは一流企業「ヤマト建設」。しかしこの男、元は暴走族「八州連合」のヘッドという型破りな経歴の持ち主。ヤマト建設会長・大和守之助が釣り船で漂流しているところを助けたのがきっかけで、中途仮採用されたのだが、一日中鉛筆削りの毎日をしいられていた。

次に紹介するサラリーマン金太郎は本当にアツい建築漫画です!ドラマのイメージも強いのでついつい忘れがちですが、主人公の矢島金太郎は正にヤマト建設というゼネコンマンなのです。
最初は総務部から入って、その後現場監督や(番外編では)営業部、そして自分のプロジェクトチームをつくって都市計画を立案するなど、ゼネコンマンとして周りを巻き込みながら成長する金太郎がとにかく魅力的です。
金太郎が考える東京湾の向こうにつくろうとする未来都市は、丹下健三氏の東京計画1960への夢を思い起こさせてくれます。

④ハチミツとクローバー(10巻完結)

いわゆる「ハチクロ」美大を舞台にした学生たちの恋愛を描く青春漫画なのですが、面白い!
この中で真山くんという男の子が建築専攻なのですが、私も学生の時に建築学生がでてるというだけで友達に借りて全巻読みました。
それほど建築学生的なところにスポットが当たるわけではないのですが、物語として目の離せない展開が続き、人間模様やそれぞれの葛藤に読む手が止まりませんでした。
建築学生がでてくる王道青春漫画としてはイチオシの作品です。

⑤テルマエ・ロマエ(6巻完結)

  世界で最も風呂を愛しているのは、日本人とローマ人だ!!風呂を媒介にして日本と古代ローマを行き来する男・ルシウス!!彼の活躍が熱い!!……風呂だけに。

テルマエ・ロマエは古代ローマ時代の浴場設計技師が、タイムスリップした現代日本のお風呂にカルチャーショックを覚え、自分の浴場設計に生かす、というコメディ漫画です。
違った文化の風呂をみて、素直に驚き、感動して、自分の設計に反映するという姿勢に笑いながらも共感できます。
古代ローマの浴場や風俗事情もよくわかり、実はとても勉強になる良作です。

⑥最強伝説 黒沢(11巻完結)

  2002年6月。サッカーのW杯をテレビで観戦し、誰よりも大騒ぎしていた黒沢だが、その心の底で気づいていた。
他人が何をしようとも、自分自身の出来事による感動、喜びが、己の人生に欠けていることを…。
ただ黙々と働き、家庭もなく、友人もなく、目標もなく、ただ漫然と生きてきただけだと猛省する黒沢であったが…!?

この最強伝説黒沢「カイジ」で有名な福本伸行先生の、超シュールなギャグ(?)漫画です。
主人公の黒沢が建築現場の作業員ということでこの記事にエントリーしました。
黒沢ではカイジでお馴染みの巧みな心理描写や人間模様がありありと描かれているのですが、こんなにもギャグとシリアスさが両立した漫画は知りません。ものすごくハマるか、完全にNGかどちらかでしょう。
ちなみに作者の福本先生は、一番思い入れがある作品はと聞かれて、代表作のカイジではなくこの黒沢を挙げています。
デザインや設計とは最も遠いところにいる黒沢ですが、人の心をざわつかせる何かを持っているのだと思います。

⑦マホロミ 時空建築幻視譚(4巻完結)

土神(にわ)は建築科の大学生1年生。ある日同級生の卯(あきら)と共に解体中の洋館に出かける。
そこで見つけたドアノブに触れた途端、目の前に幻の扉が現れる。
その夜、再び洋館を訪ねた土神は謎の少女から、それが建物の持つ「記憶」であると告げられるーーー
廃屋の中に佇み、同じ幻を見た彼女と出会い、土神の日常がざわめき始める…!!

最後に紹介するマホロミ 時空建築幻視譚は有名建築家を祖父に持つ建築学科の1年生が主人公の漫画です。
ふとしたきっかけで古い建物の一部に触れると「その建物の過去の記憶、思い残したこと」が読み取れるようになってしまった主人公の土神(にわ)くん。微かな手掛かりを元に、その建物が何を訴えようとしたのか、その謎を解いていくのが大まかなストーリーです。
SF的な要素もありますが、主人公や問題解決までの流れはとてもリアルで、現実と地続きで読めるのがとても面白いです。
作者の建築への愛情も全編を通して感じる上に4巻完結というのもグッドです!
感じとしては「夏目友人帳」にとても近い感じなので、夏目友人帳が好きな人は間違いなくハマるはず!
建築学生、近代建築好き、夏目友人帳が好きな人にはめちゃめちゃオススメの漫画です。


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いかがでしたでしょうか。
今回紹介したのは建築の知識がなくても読める作品ばかりなので、気になった作品があれば是非読んでみてください。

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