
九段ハウスは元々は新潟出身の資産家である山口萬吉氏の邸宅として建てられ、現在は九段ハウスとして会員制クラブ・イベントスペースとして使われる建築です。
この建物が建てられたのは関東大震災の記憶がまだ色濃く残る1927年で、当時住宅としてはかなり珍しい鉄筋コンクリート造で建てられました。
建物の設計は木子七郎・今井兼次・内藤多仲という豪華なメンバーで、当時アメリカを中心として大流行していたスペイン風のデザインを引用しながら、独特の装飾や光あふれる開口部、内外の関係性など見どころが満載の建築となっています。


設計:木子七郎+今井兼次+内藤多仲
所在地:東京都千代田区九段北-15-9
アクセス:九段下駅より徒歩約5分
竣工:1927年(2018年改修)
備考:国登録有形文化財

建物内部に入るのは少し敷居が高いですが、近年ではアート展や2021年に行われたパビリオン・トウキョウなどイベントで公開されることも多くなってきていて、機会があれば是非訪れたい九段の名建築です。




