代田橋に沖縄タウン!?都心で沖縄が満喫できる商店街をレポート

今日は東京の代田橋にある沖縄タウン和泉明店街を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
知る人ぞ知る代田橋の沖縄タウン、いったいどんな街だったのか、早速紹介していきたいと思います。

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1.新宿駅から6分!代田橋の中にある小さな沖縄がスゴい

今日訪れたのは新宿から京王線で西に2駅のところにある代田橋駅。
閑静な住宅街が広がるこの街に、「沖縄タウン」と呼ばれる不思議な商店街があると聞き、今回訪れてきました。

実は代田橋には以前少しだけ住んでいたことがあり、その商店街の存在はうっすらと知っていたのですが、実際に訪れたのは今回が初めてです。

代田橋の駅は地上に線路が通り、地下通路を通った南北にそれぞれの改札がある簡素なつくり。
沖縄タウンが入る和泉明店街は代田橋駅の北口を出て、5分ほど歩いたところにあります。

線路と並行して走る首都高速4号新宿線という大通りを渡ると、早速沖縄タウン 和泉明店街の看板が見えてきます。

この首都高速4号新宿線は世田谷区と杉並区の堺にもなっていて、代田橋駅は世田谷区、和泉明店街は杉並区になります。
そんな世田谷・杉並の閑静な住宅街に突然現れる沖縄タウンに胸を高鳴らせながら、早速中に入っていきます。

2.ディープでちょっとアヤシゲな商店街が面白い!

商店街を進むと見えてくるのは、まさに小さな沖縄。
決して大々的で本格的な造りがあるわけではないですが、ひっそりと、しかし確実に存在する沖縄の雰囲気は何だがアンダーグラウンドな感じもあってワクワクします。

商店街の入り口付近にある片桐坂店では大量の泡盛が店頭に置かれていて、沖縄タウンを訪れた人を静かに歓迎してくれます。

そもそもどうして代田橋の商店街が沖縄タウン化しているかというと、2005年に街おこしの一環として「都会の人が出会ったことのない沖縄の発見&体感できる街」をコンセプトにした商店街づくりを掲げたことがきっかけです。
元々沖縄料理屋が多かった代田橋の商店街ですが、杉並区は沖縄学の父と呼ばれる伊波普猷氏や、沖縄研究家の仲原善忠氏などの沖縄にゆかりのある学者が住んでいたこともあって、寂れた商店街の活性化として沖縄タウン構想が実現したそうです。

街の活性化の為に、地元の商店街が全く違った街をコンセプトにした街づくりを進めるのは、以前このブログでも汐留のイタリア街を紹介しました。
近年では他の街と差別化するために都内でもこうした街づくりを進めるエリアをちょくちょく目にするようになっています。
関連記事
・汐留にイタリア街!?その魅力を建築好きが徹底レポート【東京汐留】

代田橋の沖縄タウンでは寂れた商店街の雰囲気が、ちょっと怪しげな雰囲気をより演出しているようにも見えるのが面白いところです。
店頭に並べられたソーキそばのカップラーメンの束など、言い方は少し失礼ですがちょっとチープで無理やりな感じが何とも味わい深いです。

沖縄タウン和泉明店街では約400m弱の商店街に70店舗ほどの店が軒を連ねているそうです。
私が訪れたのは週末のお昼時でしたが、空いている店は1/3程度といった印象でした。
また、閉まっているお店も多くありますが、最近オープンしたお店も何件かあるようです。

こちらのオキナワタウン酒場BECCHIは2019年にオープンした沖縄料理・創作料理が味わえる居酒屋さんです。
スタイリッシュなデザインが女性にも人気の注目店舗で、清潔で入りやすく、しかし本格的な沖縄料理を味わうことが出来るそうです。

■オキナワタウン酒場BECCHI
所在地:東京都杉並区和泉1-3-13
アクセス:代田橋駅徒歩約6分
営業時間:
 ランチ  11:30~14:30
 ディナー 17:00~21:00
 土・日 17:00〜21:00
定休日:月曜
席数:28席

3.沖縄タウンの必須スポット!めんそーれ大都市場に突入

代田橋の沖縄タウンの中で最もディープな雰囲気を纏っているのが、こちらのめんそーれ大都市場です。
こちらは沖縄タウンを訪れた際には、必訪スポットともいわれる沖縄タウンの中心地。

一見すると中に入れる雰囲気は全くしませんが、この市場には沖縄タウンの神髄ともいえるディープでカオスな雰囲気がぎっしり詰まっています。
近づいてみてみると2匹のシーサーがお出向かえをしてくれて、かろうじて入っていい場所であることが感じられます。

中に入っても、所見では本当にこのまま進んでいいのか不安になるほどの妖しい雰囲気です。
手前に見える謎の冷蔵庫など、こちらの不安を掻き立ててくれるアイテムが満載でした 笑

さらに進むと見えてくるのが、三味線専門店のとぅるるてん。
名護市出身の店主が三味線の販売の他、三味線教室もやっているそうで、独特の空気を感じます。

さらに進んだところにはいくつか飲食店が軒を連ねていますが、今回はこちらのてぃんさぐぬ花にて昼食を頂きます。
てぃんさぐぬ花は沖縄タウンの飲食店の中でも特に人気の店舗らしく、全く人気のないめんそーれ市場に対して店内には数グループの人たちが食事をしているのが見えて少し安心しました。

てぃんさぐぬ花では沖縄産直食材を生かした沖縄料理が人気のお店で、ランチからディナーまで幅広い沖縄料理がいただけます。
今回はランチタイムということもあって人気メニューでもあるとろとろソーキ丼セット(820円)を頂きました。
ソーキ丼は単品だと720円ですが、100円プラスにしてセットにするとお味噌汁と小鉢、お漬物がついてきます。

沖縄と言えばソーキそば!ということで、ソーキそばとも迷いましたが、今回はガッツリボリュームのソーキ丼をチョイス。
ちなみにソーキとは豚の骨付きあばら肉のことで、簡単に言うとスペアリブのこと。このスペアリブをとろっとろになるまで煮込んだのが沖縄伝統のソーキですが、実際に食べてみると本当にとろけるような触感と旨味がクセになりそうな美味しさでした。

味付けも濃い目で、タレの味がしっかりとしみ込んでいるので、お酒との相性もとてもよさそう。今度は夜の時間帯に来てがっつりお酒を飲もうと決めました 笑

店内からは市場の通りの様子が見えるようになっているのも素敵で、杉並区にいることを忘れて異国情緒あふれる雰囲気に浸かることが出来ました。

■てぃんさぐぬ花
所在地:東京都杉並区和泉1-3-15 沖縄タウン大都市場内
アクセス:代田橋駅徒歩約7分
営業時間:
 ランチ  11:30~14:30
 ディナー 17:00~23:00
 土・日 11:30~23:00
定休日:火曜日、第1・第3水曜日
席数:42席

4.心行くまで沖縄タウンを満喫!合わせて訪れたい不思議建築もチェック

めんそーれ大都市場にはこの他にも沖縄酒場SABANIしゃけ小島といった個性的な店舗がいくつもありました。
すっかり沖縄タウンの魅力に取りつかれてしまったので、次回は別のお店に行ってみようと思います。

この頃になるとすっかり沖縄タウンの雰囲気にも慣れて、狭い路地状の小路など隅々まで沖縄タウンを満喫しました。

昼食を食べ終えたあたりで商店街に戻ると、ちょうど近くにある専修大学附属高校の帰宅ラッシュによってものすごい数の学生が駅に向かって歩いてきました。
揃った学生服を着た学生は、沖縄タウンの中では(彼ら彼女らは地元なのに失礼ですが)さながら修学旅行の団体のようにもみえ、ちょっと不思議な柄面白い光景に見えました。

代田橋沖縄タウンをたっぷりと満喫しましたが、実は沖縄タウンのすぐそばにはもう1つ建築好きとしては見逃せないディープスポットがあるので、最後にちょっと寄り道をしました。
■ラポルタ和泉

沖縄タウンから西に数分歩いたところにあるのは、異端の建築家もと言われた梵寿綱(ぼんじゅこう)氏が手掛けた建築作品が2つも建つ、知る人ぞ知る建築スポット。
代田橋に建つ2つの建築はどちらも実際に人が住んでいる集合住宅なのですが、我々の常識を覆すかなり奇抜なデザインが特徴。

ラポルタ和泉

1つめのラポルタ和泉は宙を舞うペガサスが目に飛び込んできたかと思うと、正面には巨大なビーナスが掲げられた不思議な建築。
設計者の梵寿綱(ぼんじゅこう)氏は早稲田大学の建築学科を卒業後、アメリカ留学を経て帰国、様々な分野の職人とグループを組んで、異色の建築を次々に生み出した建築家・アーティストです。

ラポルタ和泉

梵寿綱氏の建築は東京都内で現存する建築は10数作品なのですが、そのうちの2作品がここ代田橋に集中しています。

設計:梵寿綱
所在地:東京都杉並区和泉1-4-8
アクセス:代田橋駅徒歩約5分
竣工:1989年

■マインド和亜ビル

マインド和亜ビル

ラポルタ和泉から少し歩いたところに建つマインド和亜ビルも強烈な印象です。
梵寿綱氏の建築は街や建築が規格化され、大量生産され、同じような繰り返しのデザインがはびこる建築に明確にNoを突き付けています。
つくり手の情念や偶発性、わからなさを内包した建築は、他の建築にはない強烈な個性を放って私たちの心をかき乱します。

設計:梵寿綱
所在地:東京都杉並区和泉2-27-27
アクセス:代田橋駅徒歩約7分
竣工:1992年

まさに隠れディープタウン代田橋の名にふさわしい珍建築もたっぷりと堪能して、今回の街巡りは大満足に終えることができました。
都心の中の小さな沖縄と個性的な不思議建築、どちらもとってもおススメできるスポットでしたので、皆さんも機会があれば是非訪れてみて下さいね。

■沖縄タウン
所在地:東京都杉並区和泉1-11
アクセス:代田橋駅徒歩約5分
オープン:2005年
公式HP:http://okinawa-town.jp/


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