
新潮社ビルは、神楽坂駅から南に伸びる牛込中央通り沿いに建つ大手出版社の社屋です。
10年以上かけて段階的に建てられた倉庫と本館・別館は、表情豊かなな特注タイルの外壁とリズミカルに反復する開口部、頂部で連続したスカイラインを生み出すコーニスなど共通のデザインコードで一帯の街並みを形成しています。
地上5階建ての倉庫と地上4階建ての本館、別館は階数は違うけれど建物高さは揃えられているのも注目ポイント。
落ち着いたデザインの建物群ですが、出版社の建物として知性溢れる文体で建物が形つくられ、それらが長い時間を経て残り受け継がれているのが素敵です。
また、2026年には倉庫を改修したギャラリー「soko」もオープンしていて神楽坂の注目スポットとなっています。


設計:清水建設
所在地:東京都新宿区矢来町
アクセス:神楽坂駅より徒歩約1分
竣工:1959年(倉庫)、1966年(本館)、1974年(別館)
備考:国登録有形文化財(倉庫、本館)



