
松濤倶楽部は高級住宅街の角地に建つ、建築家 黒川紀章氏がデザインした住宅です。
障子を思わせる格子状のフレームは、この建物ができた2年後に建てられることになる埼玉県立近代美術館にも共通するデザイン。
街と建物の間にバッファゾーンとなる中間領域をつ繰り出し、空間を切り取る手法は黒川紀章氏が追い求めたテーマでもあります。
海外の宮殿のようなイメージと、京都の町家のような日本的要素の両方がオーバーラップする不思議な建築は、渋谷の隠れた注目建築です。

設計:黒川紀章/黒川紀章建築都市設計事務所
所在地:東京都渋谷区松濤1-10
アクセス:神泉駅より徒歩約9分
竣工:1980年



