駒澤大学は駅近くの駒沢キャンパスの少し先に深沢キャンパスがあり、注目建築がいくつもあります。
駒澤大学深沢校舎は、2006年に建てられた大学院の研究室やホールなどからなる駒沢大学の校舎です。

ガラスの開放性とテラコッタルーバーの重厚感が対比されるデザインとなっていて、通りを歩くと角度によってルーバーのつくり出す表情が変化していくのがとても印象深い建築でした。
大学の諸機能を効率的に収容しつつ、ルーバーや吹き抜けによりボリュームを分節し、同時にキャンパスの入口としてのゲートのような役割を果たしている駒沢大学のシンボル的な建物となっています。

駒澤大学深沢キャンパス洋館は、元々は大手百三越の迎賓館 三越シルバーハウスとして建てられた建物で、1999年から駒沢大学の施設となっています。

吉田五十八が設計監修を手掛けた建物はシルバーハウスの名の通りシルバーの幾何学模様のデザインが散りばめられていて、端正なデザインの中に日本的なモチーフや美学が垣間見えるのが面白いところ。
白銀に輝く建物と庭園とのコントラストも鮮やかで、お互いをより引き立たせているのも注目ポイントです。


お隣に建つ茶室 而今庵(にこんあん)は、日本橋三越の本店内に1957年に建てられた樹庵を三越シルバーハウスの建設と合わせて移築したもの。

また、而今庵のお隣には1982年に建てられ、大広間をはじめ大小様々な和室のある日本館があり、現在は大学のイベントやサークル活動に使われています。

設計:久米設計(深沢校舎)、吉田五十八(洋館)
所在地:東京都世田谷区深沢6-8-18
アクセス:駒沢大学駅より徒歩約18分
竣工:1957年(而今庵/1972年移築) 、1972年(洋館)、1982年(日本館)、2006年(深沢校舎)
備考:例年庭園一般開放日に見学可能



