
豊島区合同庁舎は、池袋西口に建つ褐色の外壁と大胆な造形が特徴の庁舎です。
実はこの建物、地上部分とほぼ同じくらいの6層、約30m近い部分がコンピュータルームとして地下に埋められていることはあまり知られていません。
一見するとやや地味な建物ですが、建物の設計に当たっては西口広場の前の庁舎としてのシンボル性と、都市景観にマッチするスケール感の両立が周到にデザインされています。
よく見ると建物のボリュームもさり気なく分節されていて、見る方向によっていろいろな造形が楽しめるのも面白いですね。

設計:大江匡/プランテック総合計画事務所
所在地:東京都豊島区西池袋1-17-1
アクセス:池袋駅より徒歩約3分
竣工:1996年

ちなみにすぐ近くに建つ分室も大江匡氏の設計。こちらの建物にもアールのついた外装が共通のイメージとして使われているのには注目です。
こちらは前面も狭く、建物のボリュームも小さいので、本体の合同庁舎と比べて明るく透明感のある素材でまとめられています。



