
新宿NSビルは、西新宿の超高層ビル群の建設が一端落ち着いてきた1980年代初頭に建てられた地上30階地下3階建てのオフィスビルです。
新宿NSビルは70年代に建てられた他の超高層ビルに比べて高さは約130mほどと少し低いのですが、ロの字型に配置したオフィスの中央に高さ130mの巨大な屋根付きアトリウムを設けるデザインで大きな注目を集めました。
この巨大なアトリウム空間は建物の中に自然光を導き、換気を促す環境装置としても機能し、天候に左右されないイベントスペースとしても使え、防災面にも優れるなどの特性から高層オフィスの新たな可能性を示しました。

ちなみに吹き抜けに取り付けられた振り子時計は世界一の大きさで、ギネスブックにも認定されているそうです。

設計:日建設計
造園設計:荒木芳邦/荒木造園設計事務所
所在地:東京都新宿区西新宿2-4-1
アクセス:新宿駅より徒歩約7分
竣工:1982年
備考:第25回BCS賞
1982年 日本建築学会賞



