
兼松ビル本館は、宝町駅前に建つ 地上12階地下2階建ての総合商社の本社ビルです。
この建物がユニークなのは、旧本社ビルの地下躯体を残しつつ四隅に巨大な柱を立ち上げ、その上にオフィスビルを建設する特殊な構法を採用しているところ。
地上に巨大なピロティ空間をつくりだしつつ、地下解体の回避に伴う工期の圧縮や環境負荷の低減を実現し、他の建物には内独自のデザインを実現しているのが面白い建物です。


ちなみに本館の裏に建つ地上8階地下1階建ての別館も同年に清水建設が設計を手掛けています。
本館とデザインコードを揃え、お互いの建物が道路を隔ててひとつの景観をつくりだしているので、京橋を訪れる際には是非合わせてチェックしてみてほしいです。

設計:清水建設
所在地:東京都中央区京橋2-14-1、17-5
アクセス:宝町駅より徒歩約1分
竣工:1993年
備考:第35回BCS賞(本館)



