婦人之友社

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婦人之友社は、池袋の自由学園 明日館のすぐ目の前に建つオフィスビルです。
この建物を手掛けた遠藤楽氏はライトと共に自由学園 明日館を設計した遠藤新氏の息子であり、アメリカのタリアセンで晩年のライトに師事した経験を持つ建築家です。
遠藤楽氏はライトのエッセンスを日本のこの地に建つ建築に落とし込むことを意識して設計したそうですが、外観からだけでもその影響ははっきりと見てとれます。

例えば各層ごとにせり出した白い外壁は庇のような役割を果たしつつ、よく見ると上の階ほど外側に張り出しています。そうした外観はライトの落水荘を彷彿とさせますし、実はこの建物ができる少し前に完成したグッゲンハイム美術館の影響も感じられるのが面白いところ。

落水荘やグッゲンハイム美術館はどちらも全く違うロケーションの建築ですが、遠藤新は池袋のオフィスビルに巧みにエッセンスを上手く援用しているのは見事です。

設計:遠藤楽
所在地:東京都豊島区西池袋2-20-16
アクセス:池袋駅より徒歩約12分
竣工:1963年

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