旧近衛師団司令部庁舎

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旧近衛師団司令部庁舎は、元々は明治の末期の1910年(明治43年)に近衛師団司令部の庁舎として建てられた煉瓦造2階建ての建築です。
設計は陸軍の技師であった田村鎮が行い、優雅なゴシック様式のデザインが当時のまま残されていますが、西洋の様式を引用しつつもそれをアレンジして抽象化したようなデザインとなっているのが面白いところ。
先程紹介した東京国立近代美術館が計画中であった1966年には老朽化を理由に取り壊しが決定されますが、谷口吉郎らによる保存運動により1972年に国の指定重要文化財となりました。
重要文化財指定後は煉瓦の内側に鉄筋コンクリートの構造体を設けたり、建築当初のスレート屋根への復元が行われ、以降約半世紀に渡って東京国立近代美術館工芸館として活用されるなど、様々な歴史が蓄積した建物となっています。

旧近衛師団司令部庁舎
旧近衛師団司令部庁舎

設計:田村鎮
所在地:東京都千代田区北の丸公園1-1
アクセス:竹橋駅より徒歩約8分
竣工:1910年
備考:国重要文化財

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