岩槻の古民家を改修したブックカフェ「niwasaki cafe いわさ喜」をレポート

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今回はさいたま市岩槻区にある古民家カフェniwasaki cafe いわさ喜を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・niwasaki cafe いわさ喜を実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・niwasaki cafe いわさ喜の基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント

1.人形の町・岩槻の住宅街の古民家カフェ

今回と訪れたのは大宮駅から東武アーバンパークラインで10分ほどの距離にあるさいたま市岩槻区。
岩槻は、江戸時代から人形づくりで知られ、今では閑静な住宅街と商店が混ざり合う街ですが、そんな岩槻の中心エリアにあるのが今回の目的地である「niwasaki cafe いわさ喜」です。

この建物は昭和初期に建てられた木造住宅を改装した建物なのですが、外観は周囲の家々と自然に溶け込み、一見すると普通の民家にみえます。
北側の塀に掲げられた控えめな看板が、ここがカフェであることを知らせてくれます。

niwasaki cafe いわさ喜

入口は北側と東側の2カ所。どちらからでも入れますが、初めて訪れる人は少し迷うかもしれません。
門を抜けて建物に近づくと、細いわき道のようなアプローチが現れ、訪れた人を中へと誘ってくれます。

niwasaki cafe いわさ喜

入り口まで距離が取られたこのアプローチは、古民家の外と内を切り替える間であり、カフェへの期待感を高めるアプローチにもなっています。

入口にはアナログな営業時間時計があるのも素敵です。
こうしたちょっとしたアイテムにも人の温もりを感じます。

niwasaki cafe いわさ喜

はじめはちょっと緊張していましたが、懐かしさと親しみやすさのある民家に吸い込まれるように中に入ります。

2.古民家を活かしたブックカフェを堪能

引き戸を開けて中へ入ると、木の香りと自然光と美味しそうな料理や珈琲の香りが迎えてくれます。

niwasaki cafe いわさ喜

カフェへの改修工事では古民家の主要な構造や内装を残しながら間仕切り壁を取払い、家具や植物によって新たなカフェに生まれ変わっています。

障子や木製建具を通して入る光は柔らかく、室内の温もりを引き立てます。
1階はテーブル席が中心で、4人掛け、2人掛け、一人用カウンター席と多彩な席が並びます。

特に印象的なのは、一人でくつろげる専用の小さな席。壁際や窓辺に設けられ、まるで自分の書斎で本を読むような心地よさがあります。
お客さんは地元の人が多めの印象で、様々な年代のお客さんで賑わっていました。

天井の梁が見え、壁が取り払われたひと続きの開放的な空間では、窓からやわらかな光が入り、ゆったりとした時間が流れます。

内装は木材と白壁を基調に、観葉植物や本棚が程よいバランスで配置されていて、古民家の落ち着きとカフェらしい居心地の良さが共存しています。

店内の本棚には文学作品から絵本、ビジネス書、雑誌までジャンルを問わず並びます。
本との距離感を近く感じられるよう高さや配置が工夫されつつ、ディスプレイもされていて思わず手に取りたくなる空間になっているのも素敵でした。

3.絶品ランチと読書に寄り添う空間を堪能

このカフェは、ブックカフェとして本を読みながら快適に過ごせるように照明も工夫されているのも注目ポイント。
テーブル席には温かみのあるペンダントライトを、一人席には手元を照らすスタンドライトが備え付けられている席も。
よくみると数もかなり多いのはブックカフェならではです。

ランチタイムということで、この日は看板メニューのひとつである「トマトたっぷりバターチキンカレー」をいただきました。

木製トレーで運ばれてきたカレーは、赤いトマトと柔らかい鶏肉が食欲をそそる絶品のお味でした。野菜もたっぷりで、お得感があります。
付け合わせのマカロニサラダはあっさり味で、料理全体がヘルシーにまとまっています。

今回はランチタイムに訪れましたが、メニューはパンナコッタやシャーベット、ケーキセットなどのスイーツも充実しているので、本を読みながらのおやつタイムもオススメです。

niwasaki cafe いわさ喜

食後はアイスティーを飲みつつ本棚を巡回。
ゆるやかにジャンル分けされながらも時代を超えて様々な作品が配置された本棚は、来店者に新しい本との出会い促す仕掛けになっています。

niwasaki cafe いわさ喜

素敵な空間をたっぷりと堪能して、この日の建築巡りも大満足のものとなりました。
とてもオススメの建築&カフェですので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。

niwasaki cafe いわさ喜
所在地:埼玉県さいたま市岩槻区本町3-17-10
アクセス:岩槻駅より徒歩約8分
竣工:昭和初期

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