熱海で建築巡り!建築・デザイン好きにおススメのスポット10選

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7.COEDA HOUSE(隈研吾建築都市設計事務所)

続いて訪れたのは熱海駅からバスに乗って15分ほどのところにあるCOEDA HOUSEです。
設計は前半で紹介した水/ガラス(ATAMI 海峯楼)の設計者でもある隈研吾氏によるものです。
注目なのはアラスカヒノキを49層積み上げて屋根を支える中央の木の構造で、南青山のサニーヒルズや福岡のスターバックスに代表される最近の隈研吾氏得意のデザインとなっています。
木材に鉄筋を通して樹脂で固定しているので、積み上げられた木には釘が一切見えずに木々の積み重ねによってのみ全体が支えられているように見えるのが面白い建築です。
また、COEDA HOUSEの建つアカオハーブ&ローズガーデンは高台に建っているので、水平方向には熱海の眺望と海が広がりとても気持ちのいい空間となっています。
内部はガラスとミラーが効果的に使われていて、建築の存在感が中央の1本の木に集中されるのも面白かったです。

設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所
所在地:静岡県熱海市上多賀1027-8
アクセス:熱海駅よりバス約15分
竣工:2017年

また、COEDA HOUSEの建つアカオハーブ&ローズガーデン自体も非常に見どころが多いスポットです。
ランドスケープデザイナー・白砂伸夫氏がデザイン監修と植栽計画を行った園内では地形や気候を生かした様々な花や木々を見ることができます。
ちょっと熱海駅からは遠いですが、熱海に行ったらぜひ訪れたいイチオシの場所です。
関連記事
・アカオハーブ&ローズガーデンで建築と庭園を堪能!その見所を徹底レポート【静岡県熱海市】

8.起雲閣

起雲閣は1919(大正8)年に別荘としてつくられ、「熱海の三大別荘」とも賞賛された建築です。
戦後は旅館として改修され、谷崎潤一郎、太宰治など数々の文豪に愛された宿としても知られています。
かなり楽しみに訪れたのですが、私が訪れた日はなんと定休日!泣く泣く表門だけ見て終了となりました。
ちなみにこの表門も100年以上前の建築です。
内部には日本庭園や本館(和館)のほか中国やヨーロッパの建築様式を取り入れた貴重な建築群を見ることができます。

所在地:起雲閣は静岡県熱海市昭和町4-2
アクセス:熱海駅より徒歩約20分
竣工:1919年(麒麟・大鳳、孔雀、表門)、1929年(金剛)、1932年(玉姫・玉渓)
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は開館)
利用料金:
 一般:大人510円
 高・中学生300円
 小学生以下無料

9.ホテルミクラス(大江匡/プランテック総合計画事務所)

ホテルミクラスは熱海サンビーチの目の前に建つホテルです。
もともとは築40年ほどの老ホテルでしたが、2005年から2006年にかけて耐震改修と設備更新を含めた大規模な改修がなされました。
縦方向に張られたパネルは海沿いに立つ建物としてはかなり珍しくみえます。日が暮れてくるとさらに縦方向を強調するライトが点灯されて印象的でした。

設計:大江匡/プランテック総合計画事務所
所在地:静岡県熱海市東海岸町3-19
アクセス:熱海駅より徒歩約15分
竣工:2006年改修


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10.番外編:熱海サンビーチほか熱海のデザインを満喫!

最後に番外編として建築ではないですが、建築・デザイン好きとして外せないのは「熱海サンビーチ」です。
熱海を代表する海水浴場として多くの人でにぎわっているスポットなのですが、実はこの熱海サンビーチの照明デザインは日本を代表する照明デザイナーの石井幹子氏によるものです。

石井幹子氏と言えば東京タワーやレインボーブリッジをはじめ、日本の照明デザイン界のレジェンドのような存在ですが、熱海サンビーチでもその作品を見ることができます。
ライトアップの開始時間は「日没から」というざっくりした決まりなので転倒が開始される時間はまちまちなことに注意が必要ですが、熱海の旅の最後に無事このライトアップが見れて本当に良かったです。

ちなみに熱海親水公園もオブジェやストリートファニチュアーもおしゃれで、とても気持ちいい空間なので、夕方くらいから海岸や親水公園を散策しつつ日没を待つのがおすすめのプランです。

私はちょっと早く着きすぎてしまったので、砂浜で遊びつつ観光名所であるお宮の松などもみつつ時間をつぶしました。
サンビーチ近くには屋上がテラスになっている珍しいローソンがあったりして面白かったです。

ライトアップをひとしきり堪能した後は熱海駅に戻り、熱海建築巡り旅は終了となりました!
起雲閣と旧日向家熱海別邸がみられなかったのは悔やまれますが、2022年以降再訪してその空間を堪能しようと今から楽しみにしています^^

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